緑内障で障害基礎年金1級を取得し、次回更新まで約496万円を受給されたケース
相談者
男性(30代/無職)
【傷病名】 緑内障(両緑内障)
【決定した年金種類と等級】 障害基礎年金1級
【支給月から更新月までの支給総額】 約496万円
状 況(ストーリー)
学校の視力検査で指摘を受け、平成11年に眼科を受診したところ、「視力に問題がある」と診断され、県立病院を紹介されました。
その翌日に入院し、網膜剥離の手術を受けました。このため、平成11年の夏休みは入院で過ごすことになりました。当初は「視力が落ちた程度」と軽く考えていましたが、実際には深刻な状況でした。その後、通院していた眼科が閉院したため、別の眼科で治療を継続しました。
大学を卒業後、就職して会社の寮で生活を始めましたが、仕事中に視界にモヤがかかったように感じる症状が現れました。翌朝、症状が悪化していることに気づき、眼科を受診。診察後すぐに大きな病院への紹介を受け、平成18年から県立病院で定期的な治療を開始しました。
視力低下により一般的な生活が困難となり、障害福祉サービスを利用しながら生活を送るようになりました。将来の生活を見据え、引っ越し後に福祉サービスの職業訓練を開始。また、県立病院からの紹介で新しい眼科での定期通院も行っています。現在は障害者雇用で働きながら、日常生活は支援者の介助を受けながら送っています。過去に一度、障害年金の申請をしましたが、審査結果が出る前に取り下げました。また申請ってできますか?
請求までのサポート
『過去に障害年金の申請進めていたが、審査結果が出る前に取り下げした。再度、申請段取りしたい』と、福祉事業所様を通してご連絡いただきました。
ご契約前提でしたので、過去にご作成いただいた書類をご持参いただき情報整理を進めることとしました。
初診日時点の病医院が閉院しておりましたが、過去に作成していた書類が裏付けとなり、初診日の証明として書類を作成することにしました。
現在、通院している病院では、視力・視野の検査を行いバッチリ1級相当の診断書が完成。すぐに年金事務所に書類を提出しました。
結果
事後重症による障害基礎年金1級へ決定されました。次の更新まで総額約496万円を受給しました。