- 公開日: 2025年2月13日
- 指を失ったら障害年金はもらえるの?
けがや病気で指を失ったとき、障害年金は受給できますか?
指を失ったら障害年金はもらえる?意外と知られていないポイント
工場や建設現場での事故、交通事故、病気の進行によって、指を1本または複数失うことがあります。こうした「指の欠損」は、日常生活や仕事に大きな影響を与える深刻な障害です。では、このような状態で障害年金を受け取ることはできるのでしょうか?
結論から言うと、条件を満たせば障害年金の対象になります。ただし、「指が何本なくなったか」だけではなく、「どの指なのか」「どこから欠損しているのか」「利き手かどうか」など、細かい基準があります。
たとえば、親指を失うことは他の指に比べて大きな障害とされやすいです。特に親指と他の指の複数が欠損している場合や、機能がまったく失われている場合は、障害等級の対象になる可能性が高くなります。
一方で、「1本だけ指先が少し失われた」「指はあるが動かしにくい」といった軽度の症状では、障害年金が認定されないこともあります。また、申請時点での症状だけでなく、「初診日」がいつか、つまり最初にその原因で病院にかかった日がどこかも重要です。この初診日に保険加入していなければ、年金を受け取る資格そのものがなくなることもあります。
さらに注意したいのは、「障害厚生年金」か「障害基礎年金」かで認定のハードルが異なる点です。会社員や公務員だった場合は厚生年金加入中の事故として扱われ、比較的等級が出やすい傾向にあります。
まとめると、「指の欠損=必ず障害年金がもらえる」というわけではありませんが、正しく手続きをすれば認定される可能性はあります。
申請には医師の診断書や、過去の病歴を証明する書類などが必要になります。少しでも可能性があると感じたら、専門家に相談することをおすすめします。知らずに申請しなかったことで、本来もらえるはずの年金を受け取れなかったというケースも少なくありません。
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