うつ病で障害厚生年金3級を取得し、次回更新まで約471万円を受給されたケース
相談者
男性（30代/障害者雇用で就労中）
【傷病名】 うつ病
【決定した年金種類と等級】 障害厚生年金3級
【支給月から更新月までの支給総額】 約471万円
状 況（ストーリー）
IT企業のカスタマセンターで働いていました。特別残業が多いわけでもなく、日々の労働時間についても普通だと思っていました。
友人と会った時に「目がおかしいから病院に行った方がいい」と言われ、また冗談を言ってると思い、その日はそのまま解散。
翌日以降に体調悪化が顕著に表れました。仕事に対してのやる気が失せて、食欲もなくなり、夜も眠れない状態でした。
流石におかしいと感じ、インターネットで近くの精神科を探しました。
精神科を受診しましたが、症状について説明されるだけで病名を告げられることはありませんでした。
自分の中で「そんなに重症じゃない」と思い、働き続けることにしました。
しばらくして、仕事中に「業務が遅い、追いついていない」等の指摘を受けるようになり、このことを主治医に相談すると「自立神経失調症」と診断されました。翌日から休職するように指示され、診断書を作成し休むことにしました。
その後も引っ越しや転院を繰り返しましたが、体調不良が続き、働ける状況ではなくなりました。
一人暮らしをしていましたが、身の回りのことが全くできなくなったので、実家に帰り両親のサポートを受けながら生活することになりました。
何度も社会復帰を試みましたが、途中で億劫になり行動が全てストップ。
思い通りにならないことで、イライラする自分が嫌でした。
そんな中で、障害福祉サービスのことをしり、就労移行支援事業所に通所、就労に関する全面的な援助をお願いしました。
請求までのサポート
日頃お世話になっている福祉事業所様より「就職活動中の方の障害年金の受給は可能か？」とご連絡をいただきました。
対象疾患であるか否かの確認、細かな受給要件を整理するために無料相談にて面談を行いました。
面談時にある程度の要件を満たしていることがわかったので、弊所のサービス内容をご案内。
ご納得いただきましたので、ご契約となりました。
初診日と現在通院しているクリニック様が同じで、途中で引っ越しもあったので、転院を繰り返していまいた。
請求方法を調べる中で、障害認定日も同じクリニック様だと判明したので、遡及請求での手続きを進めてまいりました。
障害年金は障害者の年金ではないことから、診察時にお伝えしきれていない情報を弊所でまとめた書類を、診断書作成時期に主治医へお渡ししました。
その他の必要書類等も含め２ヶ月程度で完成したので、そのまま年金事務所へ提出しました。
結果
遡及請求による障害厚生年金3級へ決定されました。次の更新まで総額約471万円を受給しました。
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