障害年金受給事例集

広汎性発達障害で障害厚生年金3級を取得し、次回更新まで約210万円を受給されたケース

相談者

女性(40代/当該疾病により失職)

【傷病名】 広汎性発達障害

【決定した年金種類と等級】 障害厚生年金3級

【支給月から更新月までの支給総額】 約210万円

状 況(ストーリー)

小さい時に「なんでコレできない?」とか他の子供と比べられることが多かった記憶があります。
自分の中では言われたことは一生懸命にやってたはずです。ただ、説明されたことの内容を理解するのに時間がかかったりします。
今でも同じです。小学校に入学すると学力面で苦労しました。

勉強は好きで頑張っていましたが、文字を書くことが苦手で、カタカナを覚えるのに時間がかかりました。
算数も2ケタの足し算・引き算を理解できず、両手の指を使って、ゆっくり時間をかけて計算していました。

高学年になると集団行動ができず、学校では常にひとりの時間を過ごしていました。悔しい思いも沢山しましたが、相談する相手もいませんでした。
両親に少し話を聞いてもらってはいましたが、解決しませんでした。

中学校になると先生から「もう少し積極的になった方が良い」と前向きなアドバイスをもらいました。
でも、私には理解できませんでした。相手の感情やその場の空気を読み取ることが出来なかったんです。

そうこうする中で、結局友人と呼べる人ができず、社会人になりました。社会生活では自分の都合だけでなく、相手の都合も考えなければなりません。
簡単な挨拶程度ならできますが、コミュニケーションをはかりながら、関係性を深める等、私にはハードルの高いものでした。仕事中に「もう、しんどい」と心が折れたことをキッカケに精神科を受診しました。その後、何度か転院しながら通院を続けています。

請求までのサポート

弊所にお問い合わせいただいたキッカケはお世話になっている。福祉事業所様からのご紹介が始まりでした。
支援者の方から概要はお聞きしておりましたが、障害年金は予想だけで話を進めることができませんので、直接ご本人様からお電話いただき、情報整理を行うことにしました。途中お電話だけでは不透明な情報がありましたので、無料相談にお越し頂き整理することとなりました。

最初はご自身で障害年金の請求を行う予定でしたが、病歴・就労状況等申立書の作成が難しいとのことで、ご依頼されることとなりました。

今回の申請ではご自身が生まれた時からの状況を紙面で表現しなければなりません。
そこで、記憶を思い出すだけではなく、どんな事に困ったのか?等、記載箇所が沢山ありました。主治医に作成いただく書類は受診状況等証明書を含め、2枚でした。作成依頼後、すぐに完成したので申請までに時間はあまりかかりませんでした。必要書類を確認し、年金事務所に提出しました。

結果

認定日請求による障害厚生年金3級へ決定されました。次の更新まで総額約210万円を受給しました。

 

 

 

【障害年金のお問い合わせ・うつ病?発達障害?もしかして私も?と思った方はコチラ】

【障害年金のお問い合わせ・うつ病?発達障害?もしかして私も?と思った方はコチラ】

WEB・LINEにて【全国対応可能】
障害年金申請無料相談
社会保険労務士法人 渡辺事務所

close

Contact

お気軽にご相談
お問い合わせください。

0120-386-366

フォームでのお問い合わせ

無料相談
無料相談

お電話、フォーム、LINEにてお気軽にご相談・お問い合わせください。

電話受付時間:9:00~18:00(土日祝日は応相談)メール受付時間:24時間365日