知的障害で障害基礎年金2級を取得し、次回更新まで約408万円を受給されたケース
相談者
男性(20代/無職)
【傷病名】 知的障害
【決定した年金種類と等級】 障害基礎年金2級
【支給月から更新月までの支給総額】 約408万円
状 況(ストーリー)
息子は帝王切開で誕生し、新生児期から眠りが浅く、発育の遅れや多動行動が見られました。
保育園では先生の指示を聞かず、常時補助の先生が付き添いました。小学校時代は支援学級に通いましたが、空間認識の弱さから転倒や忘れ物が多く、学習面では算数や図工が特に苦手でした。女の子への距離感が近すぎることも課題でした。
中学は支援学校中等部に進学し、電車通学時は親が付き添いましたが、電車の遅延や扉の隙間に挟まるなどのトラブルがありました。高等部に進学。多動は続き、映画館では最後まで観られず、時間通りに行動できないと癇癪を起こしました。
卒業後は就労継続支援B型事業所で弁当調理補助や販売補助を担当しています。販売時はお金の計算ができないため常にペアでの対応となり、職場の理解と配慮を受けながら自立に向けて歩んでいます。
このような状態でも障害年金の申請は可能でしょうか?
請求までのサポート
障害年金に関する請求方法をご案内後、弊所でご契約となりました。
診断書作成依頼を行い、約3週間程度で必要書類も揃ったため、すぐに年金事務所に提出しました。
結果
障害認定日による障害基礎年金2級へ決定されました。次の更新まで総額約408万円を受給しました。