障害年金受給事例集

うつ病で障害基礎年金2級を取得し、次回更新まで約624万円を受給されたケース

相談者

女性(50代/無職)

【傷病名】 うつ病

【決定した年金種類と等級】 障害基礎年金2級

【支給月から更新月までの支給総額】 約624万円

状 況(ストーリー)

自営業でアニメーターとして順調に仕事をしていたが、平成26年12月、母が膝を骨折し、認知症と診断されてから生活が一変。看病と家事に追われ、睡眠時間が減少し、仕事ができなくなった。平成27年には母の暴言や暴力が激化、ストレスで体調を崩し、体重も大幅に減少。さらに、亡父の保証人として1,000万円以上の借金を相続することが判明。母の介護と借金問題に奔走する中、精神的に追い詰められ、平成28年には弁護士相談と施設の対応が続き、休職することに。

母の認知症が悪化し、頻繁な施設からの電話に疲弊する日々が続いた。さらに、不動産売却に関連するトラブルで裁判となり、平成29年まで長引いた。精神的負担から復職もできず、家事や仕事に手が回らず、友人のサポートを受けながら乗り切るも心身ともに消耗。生活保護の申請や家の修理工事にも追われ、隣人とのトラブルもエスカレートし、不安と恐怖の中で生活を続けた。

令和2年、新型コロナの影響で外出頻度が減るも、母の容体が悪化し胃ろうの選択を迫られた。工事費の高額請求にも悩まされ、生活の余裕を失う。令和3年9月、母が亡くなり気力を失い、家事も滞りがちに。仕事のデジタル化への対応にも苦労し、説明会参加後は体調を崩すほど疲労が蓄積。令和5年には無収入・無活動の状態が続き、長年の困難から抜け出せないまま現在に至る。障害年金の申請をしたいです。相談にのってください。

請求までのサポート

障害年金の申請について、ご自身で申請をお考えになられていました。
しかし、どんな書類を何枚用意すれば良いのか、病歴・就労状況等申立書はどのように書けば良いのか…。

インターネットで調べながら進めていましたが、時間が経過するだけで、申請準備は進まないとのことで、ご相談をいただきました。
要件確認を行うために無料相談にお越しいただき、そこで弊所でできるサービスをご案内したところ、ご契約となりました。

初診日からかなり時間も経過していましたが、通院歴がはっきりしていた分、遡及請求の提案ができました。
早速、初診日の証明書(受診状況等証明書)、1枚目の診断書(障害認定日)、2枚目の診断書(現在の症状に関する診断書)合計3種類の診断書を入手しました。

病歴・就労状況等申立書については、ヒアリングでまとめ、必要書類が揃ったので、年金事務所に書類を提出しました。

結果

遡及請求(認定日)による障害基礎年金2級へ決定されました。次の更新まで総額約624万円を受給しました。

 

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