統合失調症で障害厚生年金2級を取得し、総額約725万円を受給できたケース
相談者
男性(30代/当該疾病により休職中)
【傷病名】 統合失調症
【決定した年金種類と等級】 障害厚生年金2級
【支給月から更新月までの支給総額】 約122万円+5年遡及額約603万円
相談時の相談者様の状況
依頼人ご本人は重度の精神疾患で外出不能との事でしたので、奥様と面談しました。
奥様は、「夫が重度の統合失調症のせいで休職に追い込まれ、今後退職してしまう可能性が大きく、そうなると生活の糧を失うことになる・・・という不安から途方に暮れていました。そんな時、渡辺事務所のホームページで、障害年金の存在を知り、わらにもすがる思いで連絡しました。」とお話されました。
依頼人は、幻覚症状が強く、外出や他者とのコミュニケーションは極めて難しい状態とお聞きしたため、契約後の依頼人本人とのやり取りは、メールで行うことにしました。
相談から請求までのサポート
初診日は7年前で、現在も同じ病院に通っているとのことでしたので、「受証」の取得が省略できるケースでしたので、「障害認定日時点と現在の症状」の2枚の診断書を主治医へ作成依頼しました。
「障害認定日時点」では就労中でしたが、薬を飲みながら週2回出勤するのがやっとという状態でしたので、「病歴・就労状況等申立書」にその旨を詳細に記載しました。この「病歴・就労状況等申立書」の記述が効を奏したのか3カ月後に厚年2級の決定を受け、奥様の加算を含んだ支給額を獲得することに成功しました。奥様も「これで、家族の生活の糧が確保できた」と大変喜んでくださいました。
結果
障害厚生年金2級(年額約122万円)を取得、遡及603万円+更新まで122万円の合計725万円を受給しました。