障害年金コラム 「うつ病」で「障害厚生年金2級」を獲得するまで!!-第2話
・12:00(電話from依頼人)
①≪Q医大の過去の対応について≫「受診状況等証明書」を「Q医科大学付属病院」に依頼する書類が到着した。ただ、以前同医大病院で「障害年金の診断書は書けない」と言われたことがあるが、この書類を頼むことはできるのかとの問い合わせあり→今回の依頼は初診日の確認のみなので、同医大病院に改めて依頼してみてほしい。ただ、万一同医大病院の対応してくれないときは、同医大病院の担当者名を確認の上、小員へ相談するよう伝える→了解される。
②≪失業給付の請求について≫別件として、失業給付受給のため、現在の主治医X院長に「就労可能である旨」の診断書を依頼するが、障害年金請求との整合性はどうなるのかとの質問あり→非常に難しい問題だが、順序は失業給付が先なので、まずは「就労可」の診断書を書いてもらい、障害年金請求をするときにX院長が「就労不可」と書いてくれない場合は、転院することも選択肢であると伝える。1/19の電話でX院長は障害年金の診断書作成に難色を示しているのだから、まずは失業給付のことだけ考えて対応しておけばよいのでは、と説明する→了解される。
③≪転院先について≫転院は視野に入れているが、良い転院先を知らないので、どこか転院先を紹介してほしいとの申し出あり→当所では病院の紹介はしていない。ただ、過去の交渉経験などから依頼者からの『この病院はどうか?』との質問に対し、『その病院はやめた方がいい』というアドバイスはできる、と回答する。とりあえず依頼人の周辺地区には忌避すべき病院の情報はないと伝える→了解される。
④≪優先事項について≫いろいろと気になることがあるだろうが、まずは、「Q医科大学付属病院」で「受診状況等証明書」を取る作業を進めるよう再度依頼する→了解される。
・10:50(電話from依頼人)
「Q医科大学付属病院」に「受診状況等証明書」を依頼したところ「心療内科を初めて受診したH○○.10.17になる」とのことだが、それで証明書を作成してもらってよいかとの問合せあり→心療内科で診断確定されたのなら、それでいいと回答する。併せて、同日であれば初診日は厚生年金となり、納付要件もクリアする旨伝え、その日付で書類作成依頼するよう説明する→了解される。
・9:00(事務処理・その他)
昨日までの状況(「P病院」が「受診状況等証明書」を発行しない・「Q医科大学付属病院」が院内紹介をした)を受け、ヒアリング直後に作成していた「病歴就労状況等申立書」の下書きを修正する。
・11:40(電話from依頼人)
現在主治医の「Xクリニック」は、やはり「診断書」の作成に難色を示しているとの不満の電話あり→当所で過去に紹介した病院を依頼人に紹介できるかどうか、関係部署と調整中なので10日ほど待ってほしいと伝える→了解される。
・11:50(電話to依頼人)
当所の渡辺代表の個人的な知人である「Vクリニック」を紹介する旨を伝え、次の4点を念押しする→念押し部分も含め、了解される。
①あくまで「治療」の促進を前提とする紹介であること
②同院と当所が障害年金業務で提携している訳ではないこと
③「V院長」と当所渡辺代表はあくまで個人的な知人であること
④障害年金用の診断書を必ず作成してくれるという保証はできないこと
・14:15(電話from依頼人)
①≪転院先について≫「Vクリニック」は院長が多忙で、初回診療については「Vクリニック」からの折返し電話待ち状態である由。
②≪Q医大の証明書について≫「Q医科大学付属病院」が「受診状況等証明書」を発行してくれたが、病名・初診日に不備がありそうな気がするが、どうしたらよいかとの問い合わせあり→そのほかにも不備等があるかもしれず、全体を見てから必要があれば不備照会するので、まずは小員へ書類を送付するよう依頼する→了解される。