障害年金コラム 「うつ病」で「障害厚生年金2級」を獲得するまで!!-第5話
・10:00(書類to依頼人)
①「診断書作成依頼書」作成し、最終チェックの上、発送する。
②日本年金機構へ本件依頼人のケースでの初診日を特定した事情を説明するための「初診日に関する申立書」を作成する。
③申請書類の準備状況を確認する。
・13:00(事務処理・その他)
「病歴就労状況等申立書」を2級獲得に向け、表現をハードに修正する。
・9:30(電話to依頼人)
本日「診断書」を受け取る予定とのご連絡あり→病院の封筒に封入されているかもしれないが、依頼人が開けて中身を見てもかまわないので、その後当所へ転送くださるよう依頼する→了解される。
・12:00(書類from依頼人)
①依頼人より「Zクリニック」発行の「診断書」が到着する。「診断書」の不備なしを確認し、2級相当と推定する。
②「診断書」と「病歴就労状況等申立書」の整合性をチェックし、「申立書」を修正し完成させる。
③「戸籍書類等入手依頼書」を作成し、依頼人宛に発送する。
・12:00(書類from依頼人)
①依頼人より戸籍書類等が到着する。
②不備なしを確認の上、必要書類を最終確認し、日本年金機構宛申請書類一式を発送する。
・12:00(書類from年金機構)
日本年金機構から「受付控え」が到着する。送付状を添付して、依頼人宛転送する。
・13:00(電話from依頼人)
①「決定通知(年金証書)」が到着した旨、報告あり。等級は障害厚生年金2級。「この受給決定は、渡辺事務所に頼まなければ絶対に不可能だった。不可能を可能にしてくれた、素晴らしい対応だった」と感謝の言葉を言ってくださるが、感極まって語尾はよく聞き取れない→力になれて小員も嬉しい旨伝える。
②障害年金が認定決定した依頼人へ、「実際の年金振込までの流れ」「額改定請求」や「更新」について、ご説明する「受給時面談」を実施している旨説明し、面談予約を取り付ける。2016.7.26 11:00アポ。
・11:00(受給時面談 依頼人)
①来所時、開口一番「渡辺事務所には、何と言って感謝したらよいかわからない。途中で何回も『もう申請は無理だ。』と諦めかけたが、その都度適切な対応で、状況を打破してくれた。本当にありがとうございました。」と手を伸ばされた。握手をして座り、「受給時面談のしおり」を使って、一通り説明を終える。
②「実は自分では3級くらいかと思っていたが、国の認定が2級だったことで『自分はそんなに重症だったのか?』とちょっとショックを受けている」と複雑な新居を吐露された。→「障害年金の認定はあくまでも『診断書の証明日』時点での病状だから、今後の治療の方が重要である。とはいえ、次の更新までは障害厚生年金2級の年金を遠慮なくもらったらいい。ただ、更新で3級へ降格することもあるので、将来は「障害者枠での雇用による収入」と「障害厚生年金3級の年金」で生計を建てることも想定してくほうがいい。「過去の時点の認定結果」をいつまでも思い悩んでも仕方ない」と激励する。→「よくわかった。更新で3級に降格しても、支給停止になっても対応できるよう、まずは治療に専念する」とすっかり落ち着いた表情で宣言してくれた。
・13:00 (電話from依頼人)
「実はZ医師の許可が出たので、再就職した。障害者枠だが、病気に配慮してくれる会社なので、病状が悪化する心配はない。まだ、『Zクリニック』には通院しているが、薬の量はかなり減った。『Z医師』は『まだ無理をしてはいけない』と言っているが、完全に回復する日が近いような気がする」と明るい声で近況報告があった。「これも、障害年金の申請で渡辺事務所が、『ダメだ』と思えるようなことでも、一つずつ粘り強く丁寧に対応すれば、必ず克服できることを実践して見せてくれたおかげだ」と改めて感謝してくれた。その言葉をありがたく頂戴し、爽快な気分で電話を切った。