- 公開日: 2025年2月9日
- 障害年金を受給すると税金はかかりますか?
障害年金は非課税と聞いています。
実際のところどうなんでしょうか?障害年金と税金──知っておきたい課税のしくみ
障害年金は、病気や障害によって日常生活や就労に支障がある人を経済的に支える大切な制度です。しかし、受給者の中には「障害年金は税金がかかるの?」「確定申告が必要?」といった疑問や不安を抱えている方も少なくありません。そこで今回は、障害年金と税金の関係について正確な情報を整理してみましょう。
まず大前提として、公的な障害年金(障害基礎年金・障害厚生年金)は、原則として非課税です。これは、所得税法において障害年金が「非課税所得」として定められているためです。したがって、障害年金のみを受け取っている場合、確定申告の必要は基本的にありません。
また、年金を受給していることを理由に住民税や国民健康保険料が高くなることもありません。障害年金は「所得」としてカウントされないため、所得控除や住民税非課税判定の基準にも影響しないのです。
ただし、注意が必要なのは企業からの退職金代わりに支給される私的年金や、生命保険会社の障害給付金など、民間から支給される一部の年金・給付金です。これらは課税対象となる場合があるため、受け取る際は契約内容をよく確認する必要があります。
また、障害年金を受給しながらアルバイトやパートなどの収入がある場合、その収入には当然、所得税や住民税がかかります。障害年金と労働による所得は別物であり、労働収入が一定額を超えると確定申告や住民税の申告が必要になる点も押さえておくべきです。
一方で、障害のある人には税制上の優遇措置も用意されています。たとえば、所得税・住民税の「障害者控除」や、扶養している家族が障害者である場合の「特別障害者控除」、自動車税の減免措置などがあります。これらは障害年金の有無にかかわらず、障害者手帳の等級などにより適用される制度です。専門機関に問い合わせてくださいね!
最後にもう一つ大切な点として、「障害年金を受給していることが税務署や自治体に知られると、何か不利益があるのでは」といった誤解がありますが、そのような心配は不要です。障害年金は公的制度に基づいて支給されており、正しく受給している限り問題になることはありません。
障害年金は、単なる給付ではなく「権利としての支え」です。税制との関係を正しく理解し、不安なく生活に活用できるよう、必要に応じて税理士や社会保険労務士などの専門家に相談することも大切です。
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