- 公開日: 2025年1月19日
- 障害年金の申請書類はどこでダウンロードできますか?
障害年金の申請を自分で行う予定です。
書類はどこでもらえますか?障害年金の申請書類はどこでダウンロードできる?申請の流れを解説
障害年金の申請には、さまざまな書類を準備する必要があります。しかし、「どの書類が必要なのか分からない」「申請書類はどこでダウンロードできるのか?」と悩む方も多いでしょう。本コラムでは、障害年金の申請書類をダウンロードする方法や、申請の流れについて分かりやすく解説します。
1. 障害年金の申請書類はどこでダウンロードできる?
障害年金の申請に必要な書類は、日本年金機構の公式サイトでダウンロードできます。
【ダウンロード先】
- 日本年金機構公式サイト(https://www.nenkin.go.jp/)
→「年金手続き」→「障害年金」→「申請書類」から各種書類を取得できます。
また、市区町村の年金事務所や役所の窓口でも申請書類を入手できます。書類を揃えるのが難しい場合、年金事務所で相談しながら進めるのもよいでしょう。
2. 申請に必要な書類
障害年金の申請には、基本的に以下の書類が必要です。
【必須書類】
-
障害年金請求書(所定の様式)
→ 日本年金機構のサイトでダウンロード可能。 -
診断書(様式第120号の1~6)
→ 障害の種類(精神・肢体不自由・内部疾患など)によって異なる。
→ 受診している医療機関で医師に作成を依頼。 -
病歴・就労状況等申立書
→ 初診から現在までの病歴や生活状況を記入する重要な書類。
→ 自分で記入するが、不安な場合は専門家に相談を。 -
年金手帳または基礎年金番号通知書の写し
→ これまでの年金納付履歴を証明するために必要。 -
住民票または戸籍抄本
→ 申請者の身分証明として必要。 -
収入や勤務状況を示す書類(必要に応じて)
→ 障害厚生年金の場合、収入状況が判断材料となることがある。
【追加で必要になる場合がある書類】
- 受診状況等証明書(初診の医療機関が現在の病院と異なる場合)
- 障害の原因となった事故の証明書(事故や労災が原因の場合)
- 第三者行為事故状況届(交通事故など第三者の行為による障害の場合)
書類の不備があると申請が遅れたり、審査がスムーズに進まなかったりするため、必要書類をしっかり確認しておきましょう。
3. 障害年金の申請手続きの流れ
申請の流れを大まかに説明すると、次のようになります。
-
必要書類を揃える
- 日本年金機構のサイトから申請書類をダウンロードする。
- 医師に診断書の作成を依頼する(通常1~2週間かかる)。
- 自分で「病歴・就労状況等申立書」を作成する。
-
年金事務所で相談する(推奨)
- 書類の記入ミスを防ぐため、事前に年金事務所で相談するのがおすすめ。
- 事前相談なしで提出すると、不備があった場合に再提出が必要になる。
-
書類を提出
- 年金事務所、もしくは市区町村の窓口で申請書類を提出する。
- 必要に応じて、郵送での申請も可能(記入ミスがないか要注意)。
-
審査(3~6ヶ月)
- 提出後、日本年金機構が審査を行う(通常3~6ヶ月かかる)。
- 追加資料が求められる場合もあるので、連絡があれば早めに対応。
-
審査結果の通知
- 受給が決定すると「年金証書」が送られてくる。
- 受給が認められなかった場合は、不服申し立て(審査請求)も可能。
4. 障害年金の申請をスムーズに進めるコツ
-
早めに準備を開始する
→ 書類の準備や診断書の作成には時間がかかるため、余裕を持って動く。 -
年金事務所で相談する
→ 申請書類の書き方を間違えると、審査が遅れる可能性があるため、専門家に確認してもらうのが安全。 -
診断書の内容を確認する
→ 医師に障害の状態を詳しく記載してもらうことが大切。曖昧な記載だと支給が認められにくい。 -
病歴・就労状況等申立書は詳細に書く
→ 初診日から現在までの状況をできるだけ詳しく記載し、日常生活への影響を正確に伝える。
5. まとめ
障害年金の申請書類は、日本年金機構の公式サイトからダウンロードできます。しかし、書類の準備や記入には時間がかかるため、計画的に進めることが大切です。特に診断書や病歴・就労状況等申立書は、年金の受給可否を左右する重要な書類なので、慎重に作成しましょう。
申請の流れを理解し、年金事務所での相談を活用しながら、スムーズに手続きを進めていきましょう。
- 日本年金機構公式サイト(https://www.nenkin.go.jp/)
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