- 公開日: 2025年1月25日
- 障害年金の審査に落ちました。諦めたほうがいいですか?
社労士に依頼するとお金がかかるので、
自分で障害年金の申請をしました。障害年金の審査に落ちた…諦める前に知っておきたい対処法
障害年金の申請をしたものの、審査に落ちてしまったという経験をされた方も少なくありません。審査に落ちると、ショックや不安、さらには「自分には受給資格がないのか…」という諦めの気持ちが生まれるかもしれません。しかし、審査に落ちたからといって、必ずしも障害年金が受給できないわけではありません。ここでは、審査に落ちた場合の主な原因や、その後に取るべき対処法を解説します。
審査に落ちる主な理由
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書類の不備や不足 申請書類に不備があったり、必要な書類が揃っていなかったりするケースです。障害認定に必要な「診断書」や「病歴・就労状況等申立書」に具体的な記載が不足している場合もあります。
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障害状態が認定基準に達していない 障害年金には、障害等級ごとの認定基準があります。医師が作成する診断書に障害の状態が具体的に反映されていないと、実際には受給可能な状態でも審査を通過できないことがあります。
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保険料納付要件を満たしていない 障害年金を受給するためには、一定の期間、保険料を納めている必要があります。この要件を満たしていないと、障害の程度に関わらず不支給となります。
審査に落ちた後の対処法
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審査結果の確認 まず、送付された「障害年金不支給決定通知書」の内容を確認しましょう。なぜ審査に通らなかったのか、具体的な理由が記載されています。
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再審査請求を検討する 不支給の決定に納得がいかない場合は、再審査請求を行うことができます。再審査請求は、原則として不支給決定から60日以内に行う必要があります。新たな診断書や補足資料を追加することで、結果が覆る可能性もあります。
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専門家に相談する 社会保険労務士など、障害年金に詳しい専門家に相談するのも有効です。専門的な視点から、書類の改善点や再審査請求のポイントをアドバイスしてもらえます。
障害年金の審査に落ちたとしても、適切な対応を取ることで受給できる可能性は十分にあります。諦めずに、次のステップを踏み出しましょう。
一度、弊所にご依頼ください。
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