- 公開日: 2025年3月19日
- うつ病で障害年金2級を受給した場合の金額はいくらになりますか?
はじめまして、いつもTiktok拝見してます。
この度申請しようと思って準備中ですが、金額が変わると目にしました。
うつ病で障害年金2級を受給した場合の金額はいくらになりますか?
うつ病で障害年金2級を受給した場合の金額(令和7年度改定版)
うつ病で障害年金2級を受給する場合、どのくらいの金額が支給されるのかは、多くの方にとって重要なポイントでしょう。令和7年度(2025年度)から障害年金の支給額が改定されることが決まっており、金額が変更になります。本コラムでは、新しい支給額を踏まえた最新の情報をお伝えします。
令和7年度の障害基礎年金2級の金額
まず、国民年金に加入していた場合に支給される障害基礎年金2級の金額は、令和7年度から年間831,700円に改定されます。これは月額約69,308円に相当します。
また、生計を共にする子どもがいる場合は、以下の加算額が支給されます。
- 1人目・2人目:各約224,900円
- 3人目以降:各約74,900円
そのため、子どもがいる世帯では支給額が増えることになります。
令和7年度の障害厚生年金2級の金額
厚生年金に加入していた場合は、障害厚生年金が支給されます。
障害厚生年金2級の金額は、障害基礎年金(831,700円)に加えて、報酬比例の年金額が上乗せされる仕組みです。
具体的な額は、加入期間の長さや給与の平均額によって異なりますが、目安として月額10万円~15万円程度になるケースが多いとされています。
うつ病で障害年金2級を受給するハードル
うつ病で障害年金2級を受給するためには、日常生活や仕事に大きな支障があることを証明する必要があります。
具体的には、日常生活が自力で送れず、家族や他者の助けが必要なレベルであることが求められます。例えば、
- 食事の準備ができない
- 金銭管理ができない
- 服薬管理ができない
- 外出が困難
- 対人関係が極端に制限されている といった状態である必要があります。
申請の際には、医師の診断書が重要な役割を果たすため、病院の先生とよく相談し、実際の症状や生活の困難さを詳細に記載してもらうことが大切です。
また、病歴・就労状況等申立書にも、発症から現在までの状況を具体的に書く必要があります。
令和7年度の金額改定の影響
令和7年度から支給額が増額されることで、障害年金を受給する人にとっては生活の安定につながる可能性があります。ただし、受給資格や審査基準は変わらないため、申請時の書類作成や証拠資料の準備は慎重に行う必要があります。
まとめ
- 令和7年度から障害基礎年金2級の支給額は**年間831,700円(月額約69,308円)**に変更
- 障害厚生年金2級の場合は、これに報酬比例部分が加算されるため、月額10万円~15万円のケースが多い
- 日常生活の困難さを証明することが重要
- 医師の診断書や申立書の内容が審査のカギを握る
- 令和7年度の増額で生活が安定しやすくなるが、審査基準は変わらないため慎重な準備が必要
障害年金の申請を考えている方は、最新の情報を確認しながら適切に準備を進めることをおすすめします。
必要に応じて、専門家(社会保険労務士など)に相談するのも一つの方法です。
末期腎不全で障害厚生年金2級を取得し、次回更新まで約625万円の受給を決定された方
2025年3月17日