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どうなる、最低賃金。
2014.07.30
スタッフブログ
顧問・給与計算・就業規則・助成金の、
渡辺社会保険労務士事務所(大阪・なんば)就業規則業務担当の角田です。
今年の最低賃金改定についての論議もいよいよ大詰めです。
厚生労働省の中央最低賃金審議会は昨日、
平成26年度の地域別最低賃金額の改定目安について答申しました。
引上げ目安は、
Aランクが19円(東京、大阪を含む5都府県)
Bランクが15円(11府県)
Cランクが14円(14道県)
Dランクが13円(17県)
とされ、全国の加重平均では16円となっております。
大阪府は、838円に!?
いずれのランクも、昨年度(Aランク19円、Bランク12円、C・Dランク10円)と
同様または上回る水準です。
引上げ幅が全ランクで10円を超えるのは2年連続となります。
全国加重平均でも3年連続で10円を超え、昨年度(14円)をさらに上回る16円は、4年ぶりの高水準。
地域別最低賃金の平成25年度の全国加重平均額は764円でしたので、
16円の引き上げにより780円に乗せることになります。
さてさて目安額通りに改定されれば、
基本給の見直し
固定残業手当の見直し
求人の見直し
などが考えられます。
改定が実施される秋までに、事前対策を講じておきたいところです。
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