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今ホットな助成金、企業内人材育成推進助成金とは。

2016.02.13 ニュース

助成金とは

助成金は主に雇用に関係するときに活用できます。具体的には、従業員を雇入れる時、従業員に教育訓練を行う時、福利厚生を充実させる時などに助成金を活用できます。雇用に関係することは会社経営を行っていく上で必要不可欠な為、助成金の種類も必然的に多く、その数は50種類以上もあります。助成金は会社経営を行っていく上で活用するのとしないのとでは結果は歴然、大きな差が生まれる支援金です。

そこで今、一番ホットな助成金は平成27年度からスタートした企業内人材育成推進助成金です!

企業内人材育成推進助成金とは?

企業内人材育成推進助成金は、職業能力評価、キャリア・コンサルティング等の人材育成制度を導入・実施し、継続して人材育成に取り組む事業主等に対して助成する制度で、原則として業種や企業規模を問わず受給することが可能な助成金です。現在、企業の人材不足の深刻化に対しての、人材獲得、定着の改善のための効果が期待できる取組を支援する制度です。

企業内人材育成推進助成金の種類

1.教育訓練・職業能力評価制度

・制度導入助成額 50(25)万円
・実施・育成助成額 5(2.5)万円

2.キャリア・コンサルティング制度

・制度導入助成額 30(15)万円
・実施・育成助成額 5(2.5)万円
☆加算 15万円(7.5万円)

3.技能検定合格報奨金制度

・制度導入助成額 20(10)万円
・実施・育成助成額 5(2.5)万円

※( )は大企業の場合
※実施・育成助成額は一人当りの金額。最大10人まで。
※キャリアコンサルティング制度の加算は、従業員をキャリアコンサルタントとして育成した場合。

合計すると最大400万円の助成金です。

具体的な取り組はどのようなことをすればいいの?

1.教育訓練・職業能力評価制度

教育訓練制度は、20時間以上の座学による研修(外部の研修機関が実施するもの)を事業主が、従業員に対して実施(※費用は全額事業主負担+受講中の賃金を支払うことが必要)をするための制度を就業規則に規定して実際に受講させること、また職業能力評価制度は「ジョブカード」を用いて、従業員の職業能力を評価する仕組みを作ることです。
※ジョブカードとは?
厚生労働省が活用推進をしている仕組みで、自己の能力や職業意識を整理するためのシートのことです。

2.キャリア・コンサルティング制度

国が活用を進める「キャリアコンサルティング制度」を導入して従業員のキャリア意識の相談、キャリア開発を支援する。従業員が主体的にキャリアプラン(働き方の目標や計画)を考え、それらに即して、働こうとする意欲を高めるための支援を行うことです。

3.技能検定合格報奨金制度

従業員に技能検定を計画的に受けさせ、合格者に対して報奨金を支給する制度で合格報奨金制度の額については事業主で任意の設定が可能です。

3つの制度のなかでも使いやすいのは、1と2。

3については、対象となる技能検定があるのであれば、活用できると思います。

受給対象となる対象事業主は?

次のすべてを満たす事業主が対象となります。

・労働保険料等の滞納がない
・労働社会保険諸法令等の法違反が生じていないこと
・計画提出日前6ヶ月間かつ支給申請日前6ヶ月において、事業主都合による離職者を一定割合以上生じていないこと

いつまでに、どのような取組をおこなうことが必要か?

・事前の計画提出

各都道府県労働局又は公共職業安定所に、取組の実施に関する計画を事前に提出して認定を受けることが必要

・認定を受けた計画の実施

認定を受けた計画に従い実際に取組をおこなうこと

・支給申請

取組終了後、2ヶ月以内に当道府県労働局又はハローワークに申請をおこなうこと

条件さえ満たせばどんな会社でも貰うことができ、返済する必要がない助成金。これは見逃すことができません。

たくさんの企業様が「助成金ってなに?」「どんな助成金がもらえるの?」「面倒じゃないの?」などといった疑問を持っておられるかと思います。実際に助成金に関するお問い合わせが非常に多いです。

助成金の手続きのサポートをさせていただきますのでお気軽にご相談ください。助成金には申請のタイミングなども重要になりますので早めのご相談をおすすめします。

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