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就労ビザが更新できない!その理由と解決方法を解説!
近年、日本で活躍する外国人労働者は増加傾向にあります。
そこで問題となるのは、就労ビザの更新についてです。
この記事では、就労ビザ更新ができない原因とその解決策、さらには再申請の方法について解説します。
ぜひ参考にしてください。
□就労ビザが更新できない原因とは?
1:学んだ内容と仕事の不一致
外国籍の労働者が日本の専門学校や大学で得た知識やスキルが、彼らの日本での職務と関連していることは、ビザ更新の際に非常に重要な要素です。
例えば、美容専門学校を卒業したものの、外食産業で働く場合には、その関連性は認められにくく、更新が拒否されることがあります。
2:「技術・人文知識・国際業務」に該当しない業務
就労ビザは特定のカテゴリーに分類され、その中で「技術・人文知識・国際業務」に関連する業務に従事している必要があります。
例えば、教育学部を卒業し、弁当製造工場での箱詰め作業に従事するケースでは、この業務が人文科学の知識を必要とするものとは見なされず、更新が認められません。
このカテゴリーに属する業務は、自然科学、人文科学、または外国の文化に基づく特定の知識や技術を必要とするものが含まれますが、それに該当しない場合、ビザの更新は困難な場合が多いです。
3:在留状況が悪い
資格外活動の規制違反、学業成績の不振や学校からの除籍など、在留状況が悪いと見なされる事例では、ビザの更新が拒否される可能性があります。
□一度不許可になると再申請はできない?
ビザの申請が不許可となった後でも、状況を改善することで、再申請が許可される可能性があります。
再申請において最も重要なのは、不許可となった具体的な理由を深く理解し、それに対する改善策を講じることです。
ここでは、再申請をするまでの手順を解説します。
1:不許可の理由の解消
再申請を成功させるための鍵は、不許可の原因を明確にし、それを解消することにあります。
不許可の理由が具体的に何であったのかを把握するために、直接審査官に聞きに行きましょう。
改善すれば許可が下りそうな場合には、2回程度であればチャレンジできるので、再申請をしてみてください。
2:再申請のタイミング
不許可後の再申請にはタイミングが重要です。
在留期限内、特に特例期間中に再申請をしましょう。
しかし、在留期限が切れてしまっている場合は、状況は複雑になってしまいます。
特に、特例期間中に不許可が確定した場合、その場で「特定活動(出国準備)」への変更申請が必要になることがあります。
□まとめ
就労ビザの更新に関する不安は、外国人労働者にとって大きな問題です。
しかし、更新ができない原因を正確に理解し、改善し、再申請をすることで、成功の可能性を高められます。
当社は労働問題、労務問題の専門家がそろっております。
相談があれば、お気軽にご連絡ください。
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