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休職通知書の作成でトラブル回避!人事担当者必見の書き方と注意点!

2024.07.31 社労士コラム

人事担当者の皆様、社員の休職対応、どのように進めていますか。
トラブルなく円滑に手続きを進めたい、そう思っている方も多いのではないでしょうか。

この記事では、休職通知書の作成を通して、社員との信頼関係を築きながら、法的にも問題のない休職手続きを実現するための方法を解説していきます。

□休職通知書とは?

休職通知書とは、社員が休職する場合に、会社から社員に対して発行する書類です。
休職期間や復職に関する条件などを明確に記載することで、社員と会社双方の権利と義務を明確化し、トラブルを回避することが重要です。

*就業規則に基づいた内容であること

休職通知書を作成する際には、まず、会社の就業規則を確認することが重要です。
就業規則には、休職に関する規定が記載されており、休職期間、休職中の給与、復職の条件などが定められています。
休職通知書は、就業規則に基づいた内容で作成する必要があります。
就業規則に定められている内容と異なる内容を記載してしまうと、社員との間でトラブルが発生する可能性があります。

*社員への配慮が行き届いていること

休職通知書は、社員に対して発行する書類です。
そのため、社員への配慮が行き届いていることが重要です。
休職期間や復職に関する条件などを、社員が理解しやすいように丁寧に説明しましょう。
また、社員のプライバシーに配慮し、個人情報が外部に漏れないように注意する必要があります。

*法的根拠が明確であること

休職通知書は、法的根拠に基づいて作成する必要があります。
例えば、休職期間は、就業規則や労働基準法などの法令に基づいて適切に設定する必要があります。
また、休職中の給与や復職の条件なども、法令に違反しないように注意する必要があります。

□休職通知書の書き方と注意点

休職通知書を作成する際には、いくつかの注意点があります。

1:具体的な書き方

休職通知書には、以下の項目を記載する必要があります。

・社員の氏名
・所属部署
・休職期間
・休職理由
・休職中の給与
・復職に関する条件
・その他必要な事項

これらの項目を漏れなく記載することで、社員と会社双方の権利と義務が明確になります。

2:注意点

休職通知書を作成する際には、以下の点に注意が必要です。

・休職理由の具体的な記載は避ける
・休職期間は、就業規則や労働基準法に基づいて適切に設定する
・復職に関する条件は、社員が理解しやすいように丁寧に説明する
・社員のプライバシーに配慮する
・法的根拠に基づいた内容であることを確認する

休職通知書は、社員と会社双方の権利と義務を明確化し、トラブルを回避するために重要な書類です。
これらの点を踏まえ、丁寧に作成するようにしましょう。

□まとめ

休職通知書は、社員と会社双方の権利と義務を明確化し、トラブルを回避するために重要な書類です。
休職通知書を作成する際には、就業規則に基づいた内容であること、社員への配慮が行き届いていること、法的根拠が明確であることを意識する必要があります。
この記事で紹介した内容を参考に、安心して休職通知書を作成してください。

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