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労務監査とは?社労士に依頼するメリットと手順を解説

2024.08.04 社労士コラム

労務管理に課題を感じながらも、具体的な改善策が分からず、現状維持を続けている経営者の皆様。
従業員とのトラブルや法令違反のリスクを抱え、安心して経営に取り組めない日々を送っていませんか。
この記事では、企業の健全な成長を阻むリスクを事前に察知し、解決に導く「労務監査」について解説します。

社労士に依頼することで得られるメリットや、具体的な手順を分かりやすく説明することで、労務監査への理解を深め、自社の労務環境改善を促進する第一歩を踏み出しましょう。

□労務監査とは?

労務監査とは、企業が労働に関する法令を遵守できているかをチェックする調査です。
未払い残業代や休暇取得状況、就業規則の運用など、多岐にわたる項目を検証することで、自社の労務環境を客観的に評価できます。

1:労働時間管理の適正化

長時間労働や残業代の未払いといった問題は、従業員のモチベーション低下や離職率上昇に繋がります。
労務監査では、労働時間の記録や管理体制、残業時間の発生状況などを精査し、労働時間管理の改善点を洗い出します。

2:休暇取得の促進

従業員の休暇取得状況は、メンタルヘルスやワークライフバランスに大きく影響します。
労務監査では、年次有給休暇の取得状況や休暇取得に関する社内制度の運用状況を調査し、休暇取得を促進するための施策を検討します。

3:就業規則の適正運用

就業規則は、企業と従業員の関係を規定する重要なルールです。
労務監査では、就業規則の内容が労働法令に合致しているか、従業員に周知が徹底されているかなどを確認し、必要に応じて就業規則の見直しを提案します。

4:従業員とのトラブル防止

労務監査は、従業員とのトラブルを未然に防ぐ効果も期待できます。
労働時間、賃金、休暇、解雇など、労働に関する様々な問題点を事前に発見することで、従業員との信頼関係を築き、企業の安定的な成長を促進します。

□社労士に労務監査を依頼するメリット

社労士は、労働法の専門家です。
労務監査を通じて、企業の労務環境を客観的に評価し、具体的な改善策を提案できます。

1:法令遵守の徹底

社労士は、常に最新の労働法令を把握しており、企業が法令違反を起こさないよう、適切なアドバイスを提供します。
労務監査を通して、法令遵守の徹底を図り、企業の法的リスクを最小限に抑えられます。

2:従業員との良好な関係構築

社労士は、従業員とのコミュニケーションを円滑にするためのノウハウを持っています。
労務監査を通じて、従業員の意見を聞き取り、労働環境改善に繋がる提案を行うことで、従業員との良好な関係を構築できます。

3:労務トラブル発生時のリスク軽減

社労士は、労務トラブル発生時の対応にも精通しています。
労務監査を通じて、潜在的なトラブルを事前に発見し、適切な対策を講じることで、労務トラブル発生時のリスクを軽減できます。

4:企業の安定的な成長促進

社労士に労務監査を依頼することで、企業は自社だけでは得られない専門的な知識や経験を活かせます。
法令遵守を徹底し、従業員との良好な関係を構築することで、企業の安定的な成長を促進できます。

□まとめ

労務監査は、企業にとって重要な投資です。
社労士に依頼することで、自社の労務環境を客観的に評価し、潜在的な問題点や改善点を早期に発見できます。
法令遵守を徹底し、従業員との信頼関係を構築することで、企業の安定的な成長を実現しましょう。

当社では、数千名規模の企業様まで対応可能な労務サポートを提供しております。
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