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児童手当所得制限撤廃はいつから?変更点を解説

2024.08.15 社労士コラム

2024年10月からの児童手当の変更について知りたい方もいらっしゃるのではないでしょうか。
子育て中の親にとって、児童手当は大きな助けとなる制度ですよね。
特に経済的な不安を抱えている親にとっては、毎月の支給額が生活の支えになっていることと思います。

そんな児童手当ですが、2024年10月からは所得制限が撤廃され、大幅な変更が予定されています。
今回の記事では、2024年10月からの児童手当の変更点について、所得制限撤廃の詳細や支給額の計算方法、対象となる年齢などをわかりやすく解説していきます。
ぜひ最後まで読んで、今後の生活設計に役立ててください。

□児童手当所得制限撤廃の発表

2024年10月からの児童手当の変更点として、最も注目すべきは所得制限の撤廃でしょう。
これまで、児童手当は所得制限によって支給額が異なったり、そもそも支給対象から外れてしまうケースもありました。
しかし、2024年10月からは、この所得制限が撤廃され、すべての世帯に児童手当が支給されることになります。

この発表は、多くの世帯にとって朗報と言えるでしょう。
特に、収入が不安定な世帯や、これまで所得制限によって支給を諦めていた世帯にとっては、大きな助けとなるでしょう。

□2024年10月からの児童手当変更点の詳細

所得制限の撤廃以外にも、2024年10月からは、児童手当の支給対象年齢や支給額、支給回数など、さまざまな変更点が予定されています。

ここでは、具体的な変更点について詳しく解説していきます。

1: 支給対象年齢の延長

これまで、児童手当の支給対象年齢は、中学卒業まで(15歳の誕生日後の最初の3月31日)でした。
しかし、2024年10月からは、高校卒業まで(18歳の誕生日後の最初の3月31日)に延長されます。

2: 第3子加算の延長

これまで、第3子以降の児童に対する加算は、小学校卒業まで(12歳の誕生日後の最初の3月31日)でした。
しかし、2024年10月からは、高校卒業まで(18歳の誕生日後の最初の3月31日)に延長されます。

3: 支給額の変更

2024年10月からは、児童手当の支給額は以下のようになります。

・3歳未満:月額1万5,000円
・3歳~18歳:月額1万円
・第3子以降:月額3万円

4: 支給回数の変更

これまで、児童手当は年3回支給されていましたが、2024年10月からは、年6回(隔月)に増額されます。

□まとめ

2024年10月からの児童手当の変更点は、所得制限の撤廃、支給対象年齢の延長、支給額の変更、支給回数の変更など、多岐にわたります。
これらの変更によって、より多くの世帯が児童手当の恩恵を受けられるようになることが期待されます。
今回の変更によって、子育て世帯の経済的な負担が軽減され、安心して子育てに取り組める環境が整うことを願っています。

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