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配偶者ビザの更新が不許可になったらどうすれば良い?対処法を解説

2024.04.19 社労士コラム

国際結婚の後の生活には予期しない課題が伴うこともあります。
特に、日本での共同生活を望む場合、外国人配偶者の方にとって配偶者ビザの更新は大きなハードルとなる場合があります。
今回は、配偶者ビザの更新不許可になる原因と不許可になったらどうすれば良いのかについて解説します。

□配偶者ビザの更新が不許可になったら?原因は何?

1:偽装結婚の疑い

偽装結婚の防止は、入国管理局が非常に重視するポイントです。
結婚の実態を証明するために、結婚の経緯や交際期間、2人が共有する生活基盤の証明が必要です。

2:経済的基盤の不安定さ

ビザの更新では、申請者またはその配偶者の経済的な安定が重要な判断材料となります。
経済的基盤が不安定であると判断された場合、ビザの更新が許可されないリスクが高まります。
収入の証明、税金の支払状況、貯蓄額などが評価されるため、これらの情報を正確に提供しましょう。

3:過去の素行

申請者やその配偶者の過去の行動も、ビザの更新審査において重要なポイントです。
過去に法律違反がある場合、その事実がビザ更新を拒否される理由となる可能性があります。

□配偶者ビザの再申請のポイント

配偶者ビザの更新が不許可になったら再申請をしましょう。
再申請においては、以前の不許可の原因をしっかりと理解し、それを解決することが必要です。
ここでは、配偶者ビザを再申請する際のポイントを3つ紹介します。

*申請内容の正確性について

提出書類における情報の一貫性や信憑性を保つことに最も注意を払いましょう。
例えば、提出した書類の記載内容は入国管理局に記録されており、交際期間や出会った経緯などが申請ごとに異なると、信頼性に大きな疑問が投げかけられます。

*申請内容の矛盾を避ける方法

過去の申請と現在の申請で情報が矛盾しないように注意することが重要です。
もし申請内容を変更する必要がある場合には、その変更の理由を明確にし、合理的な説明と証拠を用意することが不可欠です。

*不許可の理由を克服する

前回の申請で不許可の判定を受けた場合、その原因を明らかにし、どのようにそれを解決したのかを明示する必要があります。
この過程では、専門家の意見を聞くことも有効な手段です。

□まとめ

配偶者ビザの更新が不許可になる主な理由には偽装結婚の疑い、経済的基盤の不安定さ、過去の素行などがあり、これらを克服することで再申請が通るかもしれません。
再申請の際には、申請内容の正確性を保ち、過去の申請との矛盾を避けること、そして不許可の理由を克服する具体的な証拠を提出することがポイントです。

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