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【コンビニに外国人店員なぜこんなに多い??】について動画を更新しました!
なんでも揃う便利なコンビニ。機械化が進み、ますます便利になってますが、最近コンビニの定員さんは外国人が増えていると感じます。
どうして外国人が増えているのか。 外国人の方は社員で働いてるのか、アルバイトなのか。
それに関連するための就労資格やどの会社でも外国人を雇用する注意点を解説します。
ワタナベ)
皆さん、こんにちは
社会保険労務士の渡辺です
今日はですね、ゲストに行政書士の川本先生をお迎えしてお話しするんですけども
なぜ川本先生をお呼びしているかというとですね
近い将来、日本で働く10人に1人が外国人になるという時代がやってきます
その外国人労働者の理解を深めることを目的としてお話しします
川本先生は、10年以上前からの友人でして、今もビザの専門家として広く活躍されています
では川本先生、一言よろしくお願いします
川本先生)
行政書士の川本と申します
本日は渡辺先生からお話があったように外国人雇用や労働者について
お話をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いします
ワタナベ)
早速ですけどね、先生
今回、私たちが生活しているのに身近に感じる外国人の方のことを議論したいと思うんですけども
一番身近に感じるというと
やっぱりコンビニエンスストアで結構外国人の労働者の方をよく見るじゃないですか
なんでコンビニばっかり増えているんですか?
川本先生)
外国人、ほとんど留学生なんですけど、留学生にとって一番就職がしやすい
シフト的にも基本的には留学生って学校に行かないといけないですね
学校に行かなくて、いろんなシフトで夜とかでも入れるっていうのがコンビニってことで
コンビニがすごい人気ありますね
ワタナベ)
でも、例えば24時間とかだったら工場とか何か食品の加工品や、コンビニのお弁当とか夜中作っているじゃないですか?
ああいうようなところとか、それこそ吉野家さんとか24時間やっているとことかも
でも、吉野家さん外国人の方多いか?
川本先生)
そうですね
でも結局、コンビニで何で働くの?という理由
ワタナベ)
あ、そうそうそう
川本先生)
理由を聞いたときに一番はやっぱりシフトはあるんですけど
程よい接客
ワタナベ)
程よい
川本先生)
程よく日本語を使えるということで勉強にもなるかってことで
コンビニを選択することが多いみたいですね
ワタナベ)
そうか、だから決まってる
例えば飲食とかの吉野家さんとか松屋さんとかすき家さんとかって夜中開いているじゃないですか
でも、基本的に食券機をピッと押してメニュー見て届けるからあんまりコミュニケーションないってことですね?
でも、コンビニで行って「タバコください」・「コーヒーください」とか「お弁当温めますか?」とか
日常会話を働きながらするってことですね
川本先生)
そうですね
タバコとか買うとなると番号も覚えないといけないし
一番身近な外国語を覚えるときに数字を覚えるってところから始まると思いますが
数字とかも覚えられるし、基本的な挨拶や受け答えっていうのが覚えられるってことで選ばれるって感じですね
ワタナベ)
僕、海外生活なくて、川本先生、海外生活されていたじゃないですか
学生時代バイトとかしてたんですか?
川本先生)
僕も全然バイトとかはしませんでした
アメリカとかは基本的に危険なので、なかなかアルバイトとかは僕らの時代はできなかったですね
ワタナベ)
すみません、いきなり普通に知りたくなりました
皆さん、日本語上手だなと思うんですよね
名札がついてますけどグエンさんとか、ベトナムの方が多いのかなと思いながら
あと留学生なんで、中国、韓国、どの国の方が多いんですか?
川本先生)
今一番多いのはベトナム
ワタナベ)
留学生も?
川本先生)
留学生で一番多いのはベトナムで、次にネパールで、あとはもう一緒ですね
フィリピン、インドネシア、ミャンマー、カンボジアとかそんな感じです
ワタナベ)
外国人スタッフを雇うと、どんな感じなんですか? お店とか会社とか
川本先生)
うちも外国人スタッフいますけど、全然文化も違うし、気質っていうのも違うので、まずガラっと会社の雰囲気が変わりますよね
色んなアイデアとかも彼らならではの斬新なアイデアも出してくれるので
会社としてはいろんな新しい風が入ってくるというか、非常に良い影響があるかなというふうに思います
ワタナベ)
うちも2ヶ月くらい前からスウェーデンの方を雇っています
今やってもらっているんですけど、やっぱりすごい新鮮ですよね
川本先生)
新鮮ですね
ワタナベ)
川本先生の事務所では、今どこの国の方がいるんですか?
川本先生)
うちは今ベトナムですね
ワタナベ)
それはベトナムの方が多いから通訳とかも含めてですか?
川本先生)
そうです
通訳も含めてですけど、初めに入社して一言目に言われたのが
「なんで、ホームページがベトナム語ないんですか?」ということを言われて
確かに的を得てるなと思いましたね。
ワタナベ)
それで対応している割には?ってことですよね
川本先生)
ベトナム語でやってって言ったら勝手にTikTokとかも配信してくれてたりもするんで
ワタナベ)
え?今、先生のとこTikTok、ベトナム語でやっているんですか?
川本先生)
ベトナム語で、その子が勝手に夜中配信したりしています
なにも指示もしてないのに勝手にやってますね
ワタナベ)
先生のところに来られているベトナムの方は、
いろいろと働くための在留資格あるじゃないですか?
先生のところのベトナム人の方はどんなビザで入って来られています?
川本先生)
うちは基本的に技術人文国際業務っていうビザですね
ワタナベ)
いわゆる専門職ですよね?
川本先生)
専門職です
ワタナベ)
それに比べて、外国人がコンビニで働いているあの人たちはどういう在留資格で働いているんですか?
川本先生)
基本的に、働くというビザではコンビニで働けないんですよ
働けないですけど、彼らはほとんどの場合は留学生の資格外活動っていうアルバイトですね
許可を取ったら週28時間まで働くことができるんですけど、資格外活動許可っていうので働いている方が多い
それか、結婚していて家族滞在で家計を助けるということで、資格外活動の許可を取っている場合がほとんどです
ワタナベ)
留学生ってどんな人なんですか?
何歳ぐらいでとか、例えば大学出てから来るのか、大学の代わりに来ているのかとか?
どんな方が多いんですか?
川本先生)
ほとんどの留学生は現地で高校を卒業していて、分岐点として大学で現地に行こうかってなった時に
どうせ現地で大学に通うんだったら、もう日本語を勉強しながら稼ぎに来る
留学という名の出稼ぎみたいな位置づけでもあるんですね
ワタナベ)
じゃあ留学生は割と若い方が多い?
川本先生)
若いです
ワタナベ)
20歳前後が多い?
川本先生)
日本に初めに来るときは、20歳前です
ワタナベ)
高校を出てすぐとかですですよね
川本先生)
日本語学校入って、そこから専門学校に入るっていう流れが多いですね
ワタナベ)
大体、何年ぐらいおられるんですか?
川本先生)
大体、日本語学校が1年半とか2年で、そこから専門学校が2年で、4年ぐらい勉強して
稼ぎながら自分で学費を稼いでいる方も多いです
ワタナベ)
日本語学校とか専門学校のお金も自分で工面して
川本先生)
自分で工面して
ワタナベ)
28時間っていう制限があるんですよね?
川本先生)
あります
ワタナベ)
結構大変じゃないですか?
川本先生)
大変ですね
この28時間の制限っていうのも、週28時間っていう制限だけではなくて
1日8時間をまずそもそも超えてはいけない
ワタナベ)
労働基準法の定め通りですね
川本先生)
それを超えてもいけないし、どの7日間を足しても
連続した7日間を足しても28時間を超えたらダメなんですよ
ワタナベ)
だから、週日曜日スタートとかじゃなくて
日曜日スタートでも
月曜日スタートでも
火曜日スタートでも
なんせどことっても28時間を超えたらダメ?
川本先生)
超えたらダメなんです
それの管理をちゃんとしようと思っても結構大変ですし
結構学費を稼ぎながらっていう子は、大変な生活をしているかなと思いますね
ワタナベ)
ですよね
結構管理が大変なんですね?
川本先生)
本来ちゃんと管理しようと思ったら、どの7日間とっても連続する7日間を取っても28時間って
あまり、そういう管理をされている企業さんなんてないし、労務ソフトもないのかな?
と思うんで、結構管理は大変です
ワタナベ)
僕らも社労士で労務管理をさせてもらって、色んなタイムカードシステム見ますけども
1日8時間、週40時間を超えればカウント出ますけども
どの日を取っても28時間超えたらアラートが付くみたいなタイムカードは知らないので
今後10人に1人が外国人労働者になってきて、そのうち留学生が何パーセントかというのはちょっと置いておいて
そういう方がどんどんどんどん増えていくと、より管理ってすごく大変だなって
川本先生)
そうですね
ワタナベ)
例えば、コンビニって留学生以外の方って、
先程、先生がおっしゃられた日本人の配偶者がいる以外の方、
最近では例えば技能実習とか特定技能とか、先生が先程言っていた技人国という専門のビザとか
専門職のビザとか、そういう人っていうのはコンビニでは働けないんですか?
川本先生)
基本的には、今のところ働けるビザはないです
ただ、特定技能に関してはまだ制度化されてないですけど
コンビニで働く特定技能っていうのが「できる」「できない」っていうような話は出てきてます
ワタナベ)
今ちょっと話が出た技能実習、特定技能ってあるじゃないですか
そもそも何かっていうのを視聴者さんに説明できればなと思うんですけど
何なんですか?平たく言うと
川本先生)
技能実習と特定技能ってニアリーなんですけど
特定技能に関しては厚生労働省だったかな?が特に日本で人材が不足する12、13業を特定して
そこに対しての人手を補填するために特定技能制度を設けて、海外から人を呼び寄せましょうと
ワタナベ)
技能実習ってどっちかというと
母国に自分の技能を習得して持って帰るっていうのが技能実習の目的だったじゃないですか
特定技能はまた目的が違うんですか
川本先生)
全く違います
技能実習は建前は技術移転ですね
日本で技術を学んでもらって、それを母国に持ち帰ってもらいます
ワタナベ)
だから期限が決まっているんですね
川本先生)
期限が決まっています
特定技能の場合は全面的に労働力不足を補填するための制度という形での位置付けになってますね
だから趣旨が全然違います
ワタナベ)
例えば将来コンビニで特定技能の外国人が雇えるなら、具体的にどんな変化があると思いますか?
川本先生)
そうですね、コンビニで特定技能を雇えるようになったら
今、現状我々のとこにも依頼が来るのがコンビニで技人国でビザを取ってくださいていうのは結構あるんです
その場合でも例えば、5店舗、10店舗展開しているようなコンビニであったら
そこのマネジメントという形でビザ申請をして通るケースもあるんですけど
特定技能ができることによって、コンビニでそのまま継続して働きたいという方は増えてくるんじゃないですかね
ワタナベ)
コミュニケーションとかの勉強になる
留学生で来て特定技能って試験がありますもんね
川本先生)
そうですね
ワタナベ)
今、例えば特定技能でいうと、ホテルとか飲食とか解禁されているじゃないですか
あれって、試験通ってくるっていうのが大前提ですよね
川本先生)
そうです、そうです
ワタナベ)
じゃあ、そのコンビニ業界の試験もあれば
例えば、留学生が留学終わった後、まだ日本にいたいってなった場合は
特定技能の試験を受けられることが多いんですかね?
川本先生)
そうですね、特定技能の試験…
あんまり人気ないのは人気ないですね、留学生から
ワタナベ)
そうなんですか
川本先生)
その理由がなぜかというと、留学生で来た子たちっていうのは、できれば自分たちは技人国で働きたいと思ってます
その理由として特定技能で申請すると家族呼べないんですよね
特定技能1号の間は家族の帯同というのが認められてないので
ワタナベ)
特定技能2号にならないとダメってことですね
川本先生)
そうです
ワタナベ)
1号って5年じゃないですか、更に5年のタイミング
更新のタイミングで2号になるんですよね?
川本先生)
更新のタイミングで2号の特定技能の試験を受けて
分野によって違いますけど、N3(日本語能力試験のレベル)を取らなきゃいけないとかあるんですけど
ワタナベ)
結構ハードルが高いので、特定技能だと呼び寄せるまで5年かかってさらに、っていうふうになるのであまり人気がないということですね
コンビニ以外でもですね、小売店とかデパートも今インバウンドすごいじゃないですか
例えば、ドラッグストアとか
もちろん今、飲食・ホテルなど特定技能が皆勤されてますけど
コンビニも特定技能が解禁されというように、
デパートとかドラッグストア、いわゆる小売店にも解禁されたら同じようなことが言えますよね
川本先生)
そうですね
外国人のお客さんが多いところに関しては特定技能以外でも技人国という形で通訳翻訳でビザが取れるので
これからまだ増えていくんではないかなとは思います
ワタナベ)
コンビニ業界もですね今はほとんど外国の方がお仕事されて力を借りないと多分運営できないような状況になっているかと思いますし
日本自身も多様な課題を色々対応していかなければいけないと
留学生とか特定技能の外国人、様々な資格を持った方が日本の社会を支えて、サービスを向上させる役割を担ってくれてます
そのような方がこれからもっともっと業界が発展されると思います
今後、外国人労働に関する情報もどんどん発信していきます
コンビニに外国人店員なぜこんなに多い??
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