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【技能実習制度に代わる新制度が始まる!?】について動画を更新しました!

2024.10.21 動画

〇概要

日本の労働人口の減少や経済の低迷を受け、外国人雇用の拡大を目的とした技能実習・特定技能制度の見直しが進んでいる。特定技能制度と技能実習制度は、目的・作業内容・在留期間などが異なる。

技能実習制度に関しては様々な問題があるため、新たに育成就労制度を設ける法案が可決された。改正法は2027年までに施行される予定。

〇テーマ

身近で働いている外国人労働者のほとんどが特定技能か技能実習である それぞれどのような資格で、どのような問題点があるか 技能実習制度に代わる育成就労制度とは


ワタナベ)
みなさん、こんにちは
社労士の渡辺です
本日はですね、技能実習制度がなくなるって聞いたんですけど
それについて川本先生とお話ししていきたいと思います

ワタナベ)
川本先生よろしくお願いします

川本先生)
行書士法人HR Bridgeの川本です
よろしくお願いいたします

ワタナベ)
早速ですが川本先生、技能実習ってなんですか?

川本先生)
技能実習って立て付けとしては
日本に来て技術を学んで、それを国に持ち帰って国際貢献しましょうということで出来た制度なんですね
2023年の末時点で、40万4556人実習生の方がいらっしゃる

ワタナベ)
この間もニュースになっていましたけど、国際貢献って言いながら結構ね…
労働力不足を補うためだったり相変わらず奴隷的な…
出てましたよね?

川本先生)
結局それが、立て付けとしてはきれいな事を言ってます
実態としては、日本人が働かないような仕事を外国人にあてがっている感じて
単純作業ばっかりやらしているので、後は賃金の未払いであったりとか不法な長時間労働させたり
暴言とかも

ワタナベ)
こないだ暴行とかも出てましたよね、ニュースに

川本先生)
それで奴隷制度だっていうことで、国連からも指摘があったりとかして
人権侵害で問題ってことで国としては、変えなきゃいけない

ワタナベ)
普通に考えたら
「すぐ辞めて他へいったらいいやん」っていう感覚じゃないですか、一般的には

川本先生)
そこがポイントなんですけど技能実習生の場合、転職できない
できないから、奴隷制度やってことを言われて逃げれない
会社からも逃げれないし、帰国したらいいんですよ
帰国したら逃げれるかもしれない
帰国したら今度、技能実習に来るために日本語を勉強とかして

ワタナベ)
お金かかってますよね

川本先生)
お金かかっているから、それを返さなきゃいけないし
いろんな難しいことがあって、国際的に批判を受けたから

ワタナベ)
なくなると
新制度に変わるんですよね

川本先生)
実質今回って法改正です
「技能実習」っていう名前から「育成就労」と
これもなんか、イメージがきれいそうですね、育成して就労するという形が変わります
目的もそもそも技能実習の場合というのは、労働ではない

ワタナベ)
国際貢献

川本先生)
国際貢献ということを言ってたんですけど
今回に関しては、人材育成と日本の労働力不足を補填する人材を確保することも全面的に押し出して
ただ、ちゃんと育成していくんだと特定技能にもつながって
キャリアパスを作っていくんだという立て付け、新しい立て付けを作ってとなっています
まだ、主務省令が出ていないので、具体的には決まってないですけど
今までは転職できなかったのが※転職できるという形になります
※転職は前の職場で1~2年働くことが条件

ワタナベ)
選べるということですよね、いいことですよね
管理団体も何か変わるんですか?

川本先生)
管理団体に関しても、今まで受け入れ先企業と癒着というようなことも問題として挙げられていたのいで
新制度からは、必ず外部からの「監査人」を置くっていうことの規定になりま

ワタナベ)
外部にっていうことなんですね

川本先生)
そうです外部です

ワタナベ)
外部監査人のルールって、まだ決まってないんですよね?

川本先生)
今年(2024年)の6月に法が公布されたんですね
3年以内に施行するということになっているんですけど
主務省令でいろいろ決まっていくんですが
一応国会答弁とかでは外部監査人というのは、弁護士・社会保険労務士・行政書士の資格を持った
専門性を持った人たちが、さらに外部監査人の講習を受けた人がなれる

ワタナベ)
これってすごく大事なポイントで、僕ら仕事的にね
行政書士さんは、ビザやっている方が多いじゃないですか比較的に
社労士なんて外国人雇用って、雇用保険の手続きぐらいしかできない人が多い中で
実態がわからない人が多い中で、講習を受けたからできるかというと、また別問題ですよね

川本先生)
外部監査人の業務というのを、ちゃんと法律で定められるとは思いますけど
基本的には育成就労計画というのがあるんですが
それに沿って、ちゃんとルールに則ってやっていますか?
あと半分は、労働基準法をちゃんと守っていますか?

ワタナベ)
ちょっとうち、管理団体の監査やろうかなって思いますよね

川本先生)
ニーズが出てくるというか、必須です

ワタナベ)
外部ですからね、社内社労士ではダメですからね

川本先生)
社内はダメです

ワタナベ)
顧問社労士ができることと、また違いますからね
面白いなぁ
全体としては、いいですよね
単に名前だけの社外の人って登録できたら誰でもいいではないく
ちゃんと国家資格にある職業専門の方が付くっていうのは、すごくいいことですよね
新制度としては、全体的には特定技能に近づくような感じですか?転職もあるし

川本先生)
特定技能に近い水準まで上がるというよりも、
育成就労は1階部分・2階部分で特定技能1号・3階部分で特定技能2号
日本でスキルアップして、いっぱい働こうねっていう形になっているので
そういう部分では、きれいになったかなと思いますね

ワタナベ)
そうですね。
そうなるとうちでは別法人で管理団体・組合もあるし
社労士事務所としても登録支援機関もあるし、川本先生も一緒にやってるんで
お困り事があれば、けっこう対応しやすくなってきますよね
めっちゃうちのPRやん
結局うちのPRなんですよね、これ
言っちゃいますけど

最後に

ワタナベ)
変化の中で、僕らも勉強しながら新しいことに対応していく中で
会社さんも困り事というのは、一緒に解決していくしかないんで
一緒にやっていきましょうというPR動画でした
今回もご視聴いただいてありがとうございました



 

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